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口腔内に酸化ストレスを引き起こすモノ。 対策は抗酸化物質のサプリ?

(2018年7月) ビャウィストク医科大学(ポーランド)などの研究グループが口腔内の酸化ストレスを引き起こす要因を調べたこれまでの研究をまとめたレビューが "Archives of Oral Biology" 誌に掲載されています。
Piotr Żukowski et al. "Sources of free radicals and oxidative stress in the oral cavity"

レビューの概要

口腔内の酸化ストレス

口腔内において活性酸素種(略して「ROS」。酸化ストレスを引き起こす)が過剰になると口腔内に酸化ストレスが生じて細胞のDNA・脂質・タンパク質がダメージを受けて口腔の疾患だけでなく全身的な疾患のリスクが増加する恐れがあります。

口腔内に酸化ストレスを引き起こすもの

  1. 歯周の炎症(口腔内におけるROSの最大の発生源)
  2. アルコール・煙草の煙・薬物などの異物
  3. 高脂肪あるいは高タンパク質の食事
  4. アクロレイン(高温で加熱した食用油脂や煙草の煙に含まれる毒性の物質。Wikipediaによると油脂の加熱によるアクロレインの発生にはリノレン酸が関与している)
  5. 歯科治療に利用されるオゾン・超音波・非熱的プラズマ・レーザ光線・紫外線ライト
  6. 歯科治療に使用されるフッ素・コンポジット(詰め物)・固定式矯正装置・チタン製のインプラントなどの物質

酸化ストレスの対策

研究グループは、「口腔内でROSが過剰になる人には抗酸化物質のサプリメントが有益かもしれない」と述べています。