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有機農作物の具体的な健康効果

(2014年7月) "British Journal of Nutrition" に掲載されたワシントン大学のレビューによると、有機農法で作られた農作物は普通の農作物に比べて、抗酸化物質が多く、農薬とカドミウムが少なくなります。

有機農作物は有害物質が少ない

今回のレビューでは、過去に行われた343の研究のデータを調査しました。 普通の農作物に比べて有機農作物では、抗酸化物質(フラバノンや、フラバノール、アントシアニンなど)が17%増加している一方で、残留農薬の量は1/4に、カドミウムという有害金属の量は1/2に減少していました。

有機作物に抗酸化物質が多く含まれる理由について研究者は次のように述べています:
「有機作物と普通の作物とでは肥料が違います。さらに、有機作物では(使われる農薬が少ないために増加する)病害虫などのストレスへの反応として抗酸化物質が(植物の体内で)作られます」
しかしメリットは明確ではない

ただし、残留農薬もカドミウムも、普通の農法で作られた農作物に含有される量でも十分に安全な水準であると考えられています。 そのうえ、有機作物は値段が通常の農作物の2倍ほどにもなることがあります。 したがって、有機作物に価格に見合うだけの健康上のメリットがあるかどうかは不明です。

Institute of Food Research(英国)に所属する研究者は次のように述べています:

「有機農作物が栄養・安全性の面で優れているというのがそもそも疑わしいのですが、仮に多少なりとも優れているにしても、有機農作物のそのような優位性よりも、有機農作物の値段の高さと(値段が高いことによる)摂取量の減少というデメリットの方が遥かに重大です。

国民の健康向上という点から言えば、有機農作物かどうかよりも、野菜と果物を食べる量を増やすことが大切です」

2012年に米国小児科学会出した声明でも「有機食品を食べ続けるのが健康に良いという科学的証拠はほとんどない」とされていますし、同じ年に発表されたスタンフォードの研究でも同じ結論に達しています。

今回のレビューには、Sheepdrove Trust という有機農法を推進する英国の団体が資金の一部を提供しています。