過去30日間のうちに有機食品を買った人には糖尿病が少なかった

(2018年12月) "Nutrients" 誌に掲載されたアイオワ大学の研究で、有機食品を購入する人は糖尿病であることが少ないという結果になりました。

研究の方法

米国に住む20才以上の男女 8,199人を対象とする横断調査(追跡せずに一時点での関係を調べる調査)で、有機食品の購入頻度や糖尿病(1型も含みうる)の有無に関するアンケート調査を実施しました。

アンケートにおいて、「医師に糖尿病と診断された」あるいは「HbA1c値が6.5%以上である」と回答した場合を「糖尿病である」とみなしました。

結果

過去30日間のうちに有機食品を購入したことがなかったグループに比べて、有機食品を購入したことがあるグループは、糖尿病のリスク(オッズ比)が20%低いという結果でした。

有機食品の購入と糖尿病リスクとの関係は、(鶏肉は除く)・乳製品で顕著でした(統計学的に有意な結果だったのは卵だけ)。

ただし、3,940人分のデータを用いて有機食品を購入する頻度別(けして買わない・たまに・ときどき・しょっちゅう)に分析すると、購入頻度と糖尿病リスクとの間に統計学的に有意な関係は見られませんでした(頻度が高いほどリスクが低いという傾向は見られた)。 ただ、研究グループによると、有機食品を購入する頻度が実際の消費量を反映していない可能性もあります。