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有機食品に値段に見合うだけの価値はあるのか?

(2013年12月) "PLOS ONE" に掲載されたスェーデンの研究によると、有機食品を美味しく感じるのも思い込みのせいかもしれません。

研究の内容

この研究では、全く同じ種類のコーヒー2杯を、そのうちの一方が「環境に優しいコーヒー」であると偽って、44人の参加者に飲み比べてもらいました。 そして、どちらが美味しかったかを尋ねると、ほとんどの人が「環境に優しいコーヒー」(実は普通のコーヒー)のほうが美味しかったと(そして、値段が高くても買うと)答えたのです。

研究グループは「食品に『環境に優しい』という表示(エコ・ラベル)をすることで、消費者はお金を多く払うようになるし、食品を美味しく感じるようにもなる」と結論づけています。

有機食品とは

有機食品(農作物や、肉、乳製品など)とは、農薬や化学肥料を用いずに生産された食品のことです。 例えば野菜の場合、日本で有機野菜だと認められるには「農薬、化学肥料、および土壌改良剤を少なくとも3年間使用せず、堆肥で土づくりされた畑地で、有機肥料を使って作られた野菜」である必要があります。

栄養価は変わらない?

有機食品は、通常の食品の30%以上も値段が高くなります。 世間的には、安全で、栄養価が高く、美味しいので値段に見合うだけの価値があると考えられていますが、2012年に発表されたスタンフォード大学の大規模な研究によると、有機食品の栄養も安全性も普通の食品と大差ありません。

環境に優しくもない?
また、2012年に発表されたオックスフォード大学の研究では、有機農法が必ずしも環境に優しくないことが示されています。 牛乳・シリアル(コーンフレークなど)・豚肉の場合、普通の食品を作るときに比べて有機食品を作るときのほうが二酸化炭素(地球温暖化の原因になる)の発生量が増加するというのです。 ただし牛肉の場合には、有機食品を作るときのほうが二酸化炭素の発生量が減少するという結果になっています。