ビタミンDが不足すると変形性関節症の痛みが悪化

(2012年11月) "Arthritis & Rheumatism" 誌に掲載されたフロリダ大学などの研究によると、ビタミンDの摂取量を増やすことで変形性関節症による膝の痛みを軽減できる可能性があります。

研究の方法

膝に変形性関節症のある黒人45人と白人49人を対象に、アンケート調査・症状の検査・ビタミンD血中濃度の測定を行いました。

結果
白人では51%、黒人では84%の患者でビタミンDが不足していました。 そして、ビタミンDが不足しがちな黒人において膝の痛みが強い傾向にありました。
日光によるビタミンD生産量は肌の色に左右されます。 米国の緯度では黒人には日光が弱過ぎるのでしょう。
研究者によると、黒人と白人における膝の痛みの違いは、少なくとも部分的にはビタミンD血中濃度の違いにより緩和されていました(つまり、膝の痛みの程度が人種の違いよりもむしろビタミンD血中濃度に左右されている可能性がある)。