「最新健康ニュース」のコンテンツを閲覧以外で利用する方は「引用・転載・ネタ探しをするときのルール」をご覧ください。

夜間の絶食時間が長い女性は乳ガンのリスクと血糖値が低い

(2015年4月) "Cancer Epidemiology, Biomarkers & Prevention" に掲載されたカリフォルニア大学サンディエンゴ校の研究によると、女性の場合、夕食を早い時間に食べて夜間の絶食時間(朝食までのあいだ何も食べない時間)を増やすのが血糖値の低下と乳ガンリスクの低減に有効かもしれません。 出典: Overnight Fasting May Reduce Breast Cancer Risk in Women

研究の内容
被験者の人数や乳ガン・リスクの低下幅などについて、この記事の基となったプレス・リリースに記載がありません。

今回被験者となった女性たちの食事回数は(おそらく平均で)5回、夜間絶食時間は平均12時間でした。

夜間の絶食時間が3時間延びるごとに食事量に関わらず食後血糖値(朝食後に測定?)が4%下がっていました。 また、夜間絶食時間が長い女性の方には次の傾向が見られました:
  1. 1日あたりの摂取カロリーが少ない。
  2. 夜10時以降に摂るカロリーが少ない。
    朝に最初の食事を摂るのが遅いのではなく夜に最後の食事を摂るのが早いということでしょうか?
  3. 1日の食事回数が比較的少ない。
    被験者全体での平均食事回数が5回/日でしょうから、比較的少ないといっても1日3回くらいでしょうか?
研究者は次のように述べています:
「夜の絶食時間を増やすのが乳ガンの予防に効果を発揮する可能性があります。 この方法は難しくないうえに続けるのも簡単です。 カロリー計算や栄養など面倒なことを考える必要がありません」
別の研究者は次のように述べています:
「これまで食事によるガン予防のアドバイスというと、赤身肉や精白穀物(⇔全粒穀物)の摂取量を控えるとか、飲酒を慎むとか、野菜をたっぷり食べるなどでしたが、今回の結果を見ると、食事をするタイミングもガンのリスクに関与していると思われます。」