残業により冠状動脈疾患のリスクが増加

(2014年9月) "American Journal of Industrial Medicine" に掲載された韓国の研究によると、週当たりの勤務時間が40時間を超える人では心臓疾患のリスクが増加する可能性があります。

この研究で韓国の成人男女 8,350人の医療記録を調査したところ、1日の勤務時間が8時間を超える人では冠状動脈疾患(心臓に血液と酸素を運ぶ血管が細くなるという病気)のリスクが増加していたのです。

10年のうちに冠状動脈疾患になるリスクは超過勤務時間が増えるほどに増加しており、週当たりの勤務時間が61~70時間だという人では42%の増加、71~80時間の人では63%の増加、そして80時間超という人では9%(*)の増加でした。
(*) 誤訳ではありません。 原文で "a 9 percent increased likelihood" となっています。
今回の結果からは、週の勤務時間が31~40時間であれば心臓疾患のリスクが相当に低下すると思われます。 勤務時間が長いと心臓疾患のリスクが増加するのはストレスが原因かもしれません。