オーバー・トレーニングの7つの兆候

過ぎたるは猶及ばざるが如し。 運動もやり過ぎると体に良くありません。 以下はオーバー・トレーニングの症状です(ただし、運動のやり過ぎではなく病気が原因のこともあります)。
  1. 運動後に横になりたくなる
    まとまった運動をした後にはエンドルフィンが分泌されるため、疲れてはいても気分は良いものです。 それが、そうならず「家に帰ったら横になりたい」と思うのであれば、あなたの運動量は多過ぎます。
  2. 病気になりやすく、治りにくい
    運動をし続けている人の体では常に、損耗した筋肉を修復するためにエネルギーが費やされ続けています。 そのため、風邪やインフルエンザなどの細菌やウイルスが体に侵入したときに100%の力でこれを迎え撃つことができません。 このために、休息が不足している人は病気になりやすく、病気になったときにも治るのに時間がかかるのです。
  3. やる気が出ない
    以前はそこそこ楽しかった運動を面倒にしか思わない、やる気が出ないという場合にはオーバー・トレーニングかもしれません。 無理せず数日間の休養を取りましょう。 鬱症状がひどい場合には医師の診察を受けましょう。
  4. 眠れない、熟睡できない、眠っても疲れが取れない
    眠れない、あるいは睡眠の質が落ちるというのも、オーバー・トレーニングが原因かもしれません。 体は過剰な運動をストレスと感じて、コルチゾールなどのストレス・ホルモンを分泌します。 そのために、よく眠れないようになるのです。 もう1つ考えられるのは、トレーニングで体を酷使したために普通の人程度の休息では不十分だというケースです。 この場合には、とことん眠ってください。
  5. 脚(または腕)が鉛のように重い
    筋肉を酷使しすぎです。 筋肉に修復する時間を与えてあげましょう。
  6. 短気になる
    ささいなことで癇癪を起こしたり、いつもよりイライラするのもオーバー・トレーニングの症状です(他の病気などが原因の場合も多いですが)。 気力が不足すると気が短くなります。 気力が不足するのは、栄養・休養・睡眠など体に欠けているものがあるからです。 栄養と睡眠が十分なのにイライラするのであれば、休養が足りていない可能性があります。
  7. 筋肉痛が何日も続く
    筋肉痛は筋肉が超回復するのに必要なプロセスですが、特定の運動を始めてしばらく(数週間など)が経つのに、頻繁に筋肉痛になったり、筋肉痛が48時間経っても治らないという場合には、その運動の内容にあなたの体が対応できていない(つまりオーバー・トレーニングである)可能性が濃厚です。 新しく運動を始めるときは、軽い内容(時間・運動強度)で始めて、数週間かけてきつくしていきましょう。

上記以外にも、緊張・食欲減少・熟睡できない・競技成績の不振・鬱・生理不順などがオーバートレーニングの兆候です。

オーバートレーニングの徴候を感じたら、トレーニングの強度、頻度、および/または時間を減らししょう。 激しいトレーニングは3日間続けたら1日は休み、筋トレは一日おきに行うのがよろしい。

トレーニングの強度を下げるというのは遠回りに思えるかもしれませんが、実際にはオーバー・トレーニングのほうがもっと遠回りです。