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妊娠中に酸化が進んだ魚油(DHA・EPA)を服用すると新生児の死亡率が増加か。 市販の魚油は酸化していることが多い

(2016年7月) 胎児の脳の発達に有益であると巷で噂のDHAとEPA(オメガ3脂肪酸)ですが、妊娠中に魚油(DHAやEPAが含まれている)のサプリメントを服用し始める前に少し考えたほうが良いかもしれません。

"American Journal of Physiology - Regulatory, Integrative and Comparative Physiology" に掲載されたオークランド大学の研究によると、DHAとEPAを豊富に含む魚油のサプリメントが古くて酸化していると生まれた子供が死んでしまいやすくなる恐れがあるのです。出典: Maternal Intake of Past-Its-Prime Fish Oil Linked to Newborn Death, Rat Study Finds

研究の概要

妊娠中のネズミに酸化が非常に進んだ(とても古い)魚油のサプリメントを与えたところ、生まれた子供の30%近くが出産から2日以内に死んでしまいました。

酸化した魚油を与えられた母ネズミ自身も、酸化していない魚油や魚油の代わりに普通の水を与えられた母ネズミに比べて、離乳期間中にインスリン抵抗性が生じる率が高くなっていました。

研究者は次のように述べています:
「死亡率の高さには驚かされました。 生まれた子ネズミに何がしかの悪影響はあるだろうと思っていましたが、まさか死ぬとは思いませんでした」
魚油は劣化しやすい

オメガ3脂肪酸は化学的に不安定な物質で、光・熱・酸素などにさらされるとすぐに傷んでしまいます。

研究チームの以前の研究では、ニュージーランドで販売されている魚油サプリメントの83%が、国際的に認められている限度以上に参加していることが明らかにされています。 北米・南アフリカ・欧州で行われた類似研究でも同様の結果となっています。