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パニック障害で心臓病のリスクが増加

(2015年6月) "Psychological Medicine" 誌に掲載されたアデレード大学(オーストラリア)のレビューで、パニック障害を抱えている人では年を取ってから心臓病になるリスクが2倍近くに増加するという結果になりました。 出典: Link between panic attacks and heart disease discovered

レビューの内容

このレビューでは過去に発表された12の研究のデータを分析しました。 データに含まれていた人数は113万人超で、冠動脈疾患の発生件数は5万8千件ほどでした。

分析の結果、パニック障害を抱えている人では(通常に比べて)心臓病のリスクが47%、心臓発作のリスクが36%高くなっていました。
「47%」と「36%」というのが冒頭で「2倍近く」となっているのと食い違うように思いますがプレスリリースでもそうなっています。
コメント
研究者は次のように述べています:

「パニック障害と心臓発作の関係は依然として不明確です。 その理由の1つは、パニック障害と心臓病とで症状(胸痛・動悸・息切れなど)が共通しているためです」

「さらに、パニック障害とされている患者の中に心臓病の症状をパニック障害と誤診されている人が含まれている可能性もあります」

「パニック発作が心臓に及ぼす影響について今後の研究で調べる必要があります」
別の研究者は次のように述べています:
「パニック障害の患者は心臓の健康状態を継続的にチェックすることが推奨されます。 胸痛の症状が出た場合にはパニック発作のせいだと思い込まずに病院で検査を受けましょう」