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「うちは裕福でない」と親が感じている仙台市の4才児は肥満していることが多い

(2018年6月) "Journal of Epidemiology" に掲載された東北大学などによる研究で、保護者が「うちは裕福じゃない」という認識を持っている幼児は肥満していることが多いという結果になりました。

おカネに余裕がない家庭は子供に加工食品やエネルギー密度が高い(高カロリーの)食品を与えることが多いためかもしれません。

研究の方法

日本に在住でデイケアを利用している4才児 1,848人を対象とする横断調査を行いました。

調査では、子供たちの保護者にアンケートで家庭の経済状態を尋ねたほか、BMIに基づいて幼児が肥満であるかどうかを判定しました。

経済状態

  1. とても裕福だ
  2. わりと裕福だ
  3. 普通だ
  4. あまり裕福ではない
  5. まったく裕福ではない

肥満の判定

BMI値が男児では17.47kg/m以上、女児では17.19kg/m以上となる場合を肥満とみなしました。

結果

幼児たちの6.8%が肥満でした。

「まったく裕福ではない」と回答したグループの子供は、「とても裕福だ」または「わりと裕福だ」と回答したグループ(2つのグループの合計)に比べて、肥満である率(オッズ比)が2.31倍でした。