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パーキンソン病の進行ペースに影響するかもしれない食品やサプリメント

(2017年10月) 米国のバスタ大学などの研究チームが食品やサプリメントがパーキンソン病の進行に及ぼす影響について調べた結果が "Oxidative Medicine and Cellular Longevity" 誌に発表されています。

研究の方法

クロス・セクショナル研究において、1,053人のパーキンソン病患者(平均年齢63才。 パーキンソン病と診断されてから平均で5.2年が経過)に食生活やパーキンソン病の進行の程度(*)などを尋ねて、食品や健康食品などの摂取頻度がパーキンソン病の進行に及ぼす影響を調べました。
(*) パーキンソン病で一般的に見られる33の症状について重症度を尋ねた。

データの分析においては、年齢や性別のほかパーキンソン病と診断されてからの経過年数も考慮しました。

結果

パーキンソン病の進行が遅い人がよく食べていた食品

生鮮(*)野菜・生鮮果物・生鮮ハーブ類・ナッツ類・種子類・魚(揚げ物を除く)・オリーブオイル・ワイン・ココナッツオイル・香辛料を頻繁に摂取する人はパーキンソン病の進行ペースが遅くなっていました。
(*) 缶詰や冷凍などの加工がなされていない。

パーキンソン病の進行が速い人がよく食べていた食品

逆に、缶詰の果物や野菜・炭酸飲料(人工甘味料を用いたものも含む)・揚げ物・アイスクリーム・ヨーグルト・チーズを頻繁に摂取する人はパーキンソン病の進行ペースが速くなっていました。

サプリメント

コエンザイムQ10やフィッシュオイル(DHAやEPAなどのオメガ3脂肪酸を含有する)のサプリメントを服用していた人はパーキンソン病の進行ペースが遅くなっていました。 鉄のサプリメントを服用していた人はパーキンソン病の進行ペースが速くなっていました。