放射性物質の入った歯磨き粉(1/2ページ)

キュリー夫妻がラジウムを発見したのは1898年のことでした。 この発見で、キュリー夫妻はノーベル物理学賞を受賞(女性初の受賞者)しました。 キュリー夫人は1911年にも、ポロニウムの発見と放射能(この言葉もキュリー夫人が作った)の研究で二度目のノーベル賞を受賞しています。

1910年には、ラジウムは人工的に作ることが出来るようになっていました。 そのようにして作られたラジウムは、放射能に被爆することの意味もわからないままに、健康食品的な感じで様々な製品に用いられました。 以下は、その具体例です:
  • チョコレート
    ラジウム水を使って作られたチョコレート。1936年まで作られていました。
  • 玩具
    ラジウムが光るのを観ることができるオモチャ。 暗闇で光るので懐中電灯にも使えるよ! 1942年ごろまで売られていました。
  • 水瓶
    ラジウムを混ぜて作った水瓶。 水瓶から水を飲むと、関節炎や、勃起不全、お肌のしわなど万病に効くそうです。 まだ、どこかの家にありそうですね。 田舎の古い家の納屋とかでホコリをかぶっていそう。
  • 歯磨き粉
    ラジウムとトリウム(原子番号90番)がダブルで効く! 販売していたのは、アルフレッド・キュリーという医師。 しかし、彼はキュリー夫妻とは無関係でした。 詐欺師というわけではなく、たまたま同じ名字だったのをフル活用したようです。
  • 化粧品
    これもドクター・アルフレッドの売ってた製品。 配合されているラジウムに肌を若返らせ、輝かせる効果があると宣伝されていました。