多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)による月経不順にシナモンが効果?

(2014年11月) "American Journal of Obstetrics & Gynecology" に掲載されたコロンビア大学の研究によると、シナモンを服用することによって多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)による月経不順を改善できるかもしれません。

この研究では、PCOS の女性45人を2つのグループに分けて3~6ヶ月間にわたって(26人が3ヶ月間)、一方のグループにシナモンを1日あたり1.5g服用してもらい、もう一方のグループにはプラシーボを服用してもらいました。

その結果この6ヶ月間のうちに、シナモンを服用したグループでは、もう一方のグループに比べて月経サイクルが頻繁となり(P = 0.0085)、月経の周期性も服用開始前に比べて改善されました(+0.23サイクル/月。 P = 0.0076)。 プラシーボのグループでは月経の周期性は改善されていませんでした。

シナモンのグループの女性5人から黄体期に採取した血液サンプルで黄体ホルモンの血中量を調べた結果、シナモンのグループで排卵性の(正常な)月経が行われていることが確認されました。

いずれのグループでも、インスリン抵抗性やアンドロゲンの血中量に変化は見られませんでした。

研究チームは次のように述べています:
「今回の研究は予備的なものではあるが、シナモンの摂取によって月経の周期性が改善されること、そしてシナモンが PCOS の治療法として有効である可能性を示唆する結果となった」