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銃が登場する映画を観た子供は攻撃性が増し、拳銃(本物)の銃口を他人に向けて引き金をひく

(2017年9月) "JAMA Pediatrics" に掲載されたオハイオ州立大学などの研究によると、銃が登場する映画を観た子供は銃を好むようになります。

研究の方法

8~12才の子供104人(52組の兄弟や友人)を2つのグループに分けて、一方のグループには銃が登場する映画を、そしてもう一方のグループには銃が登場しない映画を観せました。

その後、色々なオモチャが用意された別室に移動して、「好きなオモチャで遊んで良いよ」と子供たちに伝えました。

オモチャの中には38口径の拳銃(実物)も含まれていました。 この拳銃は弾丸が発射されないようにこそなっていたものの、引き金も撃鉄も本物の銃と同じように作動するものでした。

結果

拳銃を見つけたときの行動

52組の子供たちのうちキャビネットの引き出しに拳銃(実物)が置かれているのに気付いたのは43組でした。

このうち14組は、大人の係員に拳銃を渡したり「引き出しの中に銃があります」と伝えたりしました。 見た目も重量も本物の拳銃と同じなので、これが正常な反応だと言えるでしょう。 他の22組は拳銃を操作しました。

拳銃の存在を大人に伝えるかどうかには、観た映画に拳銃が登場するかどうかは影響しないようでした。

緊張にふるえる手で引き金をしぼった回数

銃が登場する映画を観たグループの子供たちが拳銃の引き金を引いた回数は、中央値で2.8回でした。 初めて引き金を引いたとき、銃口はどこに向けていたのでしょうか。 弾丸の有無くらいは確認してから引き金を引いたのでしょうか?

一方、銃が登場しない映画を観たグループの子供たちが拳銃の引き金を引いた回数は、中央値で0.01回でした。

その小さな両手に拳銃を握りしめていた時間

銃が登場する映画を観たグループの子供たちでは、汗ばむ両手にズシリと重い拳銃を握りしめた時間は中央値で53.1秒でした。 この数字は、銃が登場しない映画を観たグループの子供たちでは11.1秒でした。

将来はヒットマン?

銃が登場する映画を観たグループの子供たちのほうが拳銃ごっこの遊び方がアグレッシブ(攻撃的)で、他の子供に狙いを定めて躊躇いもなく冷酷に拳銃の引き金を引きしぼることすらありました。

アンパンマン

最近、隣の家の幼児がアンパンマンにハマっているらしく「アンパーンチ! アンパーンチ!」と怒鳴る声が日に幾度となく聞こえてきます。 この子は夜には髪の毛を洗うのを嫌がって猛烈に泣き叫ぶような弱虫なのですが、アンパンマンを観た後にはこのように攻撃的な小児へと変貌します。 アンパンマンにも「R15+指定」が必要でしょう。