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過塩素酸塩が胎児の IQ に悪影響

(2014年8月) "Journal of Clinical Endocrinology & Metabolism" に掲載されたボストン大学などの研究によると、過塩素酸塩という化学物質が胎児の知能指数(IQ)に悪影響を与えると考えられます。
過塩素酸塩
過塩素酸塩は天然にも存在しますが、人工的にも作られます。 過塩素酸塩には何種類かあり、その大部分が水溶性です。 環境汚染物質の一種で、多くの食品や一部の飲料水から検出されます。

ネットで検索したところ、過塩素酸塩は、ロケットやミサイルなどの燃料のほか、日常的にも花火やマッチなどの火薬、エアバッグ、リチウム電池などに使われています。 それ以外では、漂白剤や消毒剤として用いられる次亜塩素酸塩にも不純物として含まれているようです。
この研究では、甲状腺の機能が衰えている(*1)女性とその子供487組を調査したところ、過塩素酸塩の体内量が最も多かった母親50人の子供は、他の子供に比べて IQ が平均以下(*2)でした。
(*1) 過塩素酸塩には甲状腺機能を低下させる作用があり、過塩素酸塩の一種である過塩素酸カリウムは 1950年代から甲状腺機能亢進症の治療薬として用いられていました。

(*2) 「他の子供に比べて IQ が平均以下」の意味が良く分かりませんが、原文の通りです。
研究者は次のように述べています:

「過塩素酸塩が懸念されているのは、この化学物質が本当にどこにでも存在するためです。 過去の複数の研究で、過塩素酸塩が少量ではあるけれども、例外なく誰の体からも検出されることが明らかにされています」