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歯周病がある人はラクナ梗塞のリスクが高い

(2016年7月) "European Journal of Neurology" に掲載された研究によると、慢性的な歯周病(歯周炎)がある高齢者ではラクナ梗塞(*)のリスクが増加します。
(*) 脳の小血管に生じる病気で、脳卒中の原因となる。
研究の方法

ラクナ梗塞と診断された58~71才(平均年齢68才)の患者62人と、この患者たちと年齢と性別が同じとなるように選出された男女60人のデータを調査しました。

結果
歯周病がある場合には、ラクナ梗塞のリスクが4倍(*)ほど高くなっていました。
(*) 心臓病・脳卒中のリスクに影響する様々な要因を考慮したうえでの数字です。
解説
歯周病が引き起こす全身性の炎症が脳の血管に悪影響を及ぼしている可能性が考えられます。 歯周病とラクナ梗塞に共通するリスク要因(*)が存在するために、歯周病がある場合にラクナ梗塞のリスクが増加しているのかもしれません。
(*) 高血圧・糖尿病・高コレステロール血症などが考えられる。
研究者は次のように述べています:
「歯周病を治療することで全身性の炎症を緩和すれば、ラクナ梗塞のリスクを平均的な水準に戻せるかもしれません」