歯周病を治療すると4才若返る

(2014年6月) "Hypertension" 誌に掲載されたシドニー大学の研究によると、歯石を除去して歯周病を治療することによって、1年のうちに頚動脈の血管壁の厚み(アテローム性動脈硬化によるプラークの蓄積)が減少します。

研究チームの推算によると、この血管壁の厚みの減少は次の効果に換算されます:

  • LDL(悪玉)コレステロールが30%減少する。
  • 4才若返る。
  • BMI が8減る。
  • 収縮期(最高)血圧が 25 mm Hg 下がる。
ただし、歯周病を治療しても動脈の硬直(血管壁の厚みと同じく心血管疾患のリスク要因)は緩和されていませんでした。

研究者は次のように述べています:

「今回の結果から、歯周病の治療の(有益な)影響が口内だけに留まらず体全体に及ぶことが示唆されます」


今回の研究では、オーストラリアの原住民であるアボリジニを対象に無作為化試験(歯周病のある273人を2つのグループに分けて、一方だけ歯周病を治療)を行いました。