歯周病がある慢性腎疾患患者は死亡率が高い

(2016年2月) "Journal of Clinical Periodontology" に掲載されたバーミンガム大学の研究で、慢性腎疾患(CKD)の患者に歯周病があると死亡率が高いという結果になりました。

研究の概要

Third National Health and Nutrition Examination Survey と呼ばれる調査データに含まれる 13,734人のデータを分析したところ、CKDだけを患っていたグループでは10年間における総死亡率が32%だったのに対して、歯周病とCKDの両方を患っているグループでは41%でした。

参考までに、CKDと糖尿病を患っているグループの10年間における総死亡率は43%でした。 歯周病が糖尿病と同じほどにCKD患者の死亡率に影響すると言えそうです。

今後の研究
研究チームは現在、歯周病と腎疾患との間に因果関係があるかどうかを調べています。 因果関係があると判明したら今度は、歯周病の治療によってCKD患者の全体的な健康が改善されるかどうかを調べる予定です。