大腸ガン患者の身体活動量と死亡リスク(メタ分析)

(2019年4月) 大腸ガン患者において身体活動量と死亡リスクとの関係を調べたメタ分析が "European Journal of Cancer Prevention" に発表されています。
著者: Shumin Qiu etal.
タイトル: Physical activity and mortality in patients with colorectal cancer: a meta-analysis of prospective cohort studies

研究の方法

2018年2月末までに発表された18の前向きコホート研究のデータ(患者数合計は3万2千人弱、死亡件数は 9,257件、大腸ガンによる死亡件数は 4,015件)

結果

大腸ガンと診断される前の身体活動量が最も多かったグループは最も少なかったグループに比べて、総死亡リスクが19%および大腸ガンで死亡するリスクが15%低下していました。 身体活動量が10MET時間増えるごとに死亡リスクが11%低下するという計算になります。

大腸ガンと診断された後の身体活動量が最も多かったグループは最も少なかったグループに比べて、総死亡リスクが37%および大腸ガンで死亡するリスクが36%低下していました。 身体活動量が10MET時間増えるごとに死亡リスクが21%低下するという計算になります。