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30分間だけでも座って過ごす時間を減らすと早死にしにくい

(2016年2月) "Medicine & Science in Sports & Exercise" に掲載されたペンシルバニア大学などの研究で、30分間であっても座って過ごす時間を減らすのが早死にの予防に有益であるという結果になりました。

研究の方法

50~79才の男女3千人ほどに7日間にわたり加速度計を装着してもらって1日の活動(体を動かして過ごすこと)の量と激しさを計測し、その後の8年間における死亡率を調べました。

結果

活動量が最も少なかったグループは活動量が最も多かったグループに比べて、死亡率が5倍にも増加していました。 このグループは、活動量が中程度のグループに比べても死亡率は3倍でした。 この結果は、年齢・性別病歴・喫煙習慣などに加えて運動量も考慮したうえでのものです。

運動(スポーツなど)の量が同程度のグループ同士で比べても、座って過ごす時間が短く家事や散歩などで体を動かして過ごす時間が長いグループのほうが長生きでした。

1日に座って過ごす時間のうち30分間だけでも体を動かす時間に置き換えると、5年間における死亡リスクが20%減るという計算になります。 この30分間を中~高強度の運動をする時間に置き換えた場合には、死亡リスクが51%減るという計算になります。