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バランス能力で超高齢者の認知症リスクを判定

(2016年7月) "Journal of the American Geriatrics Society" に掲載された研究によると、90才以上の超高齢者では身体能力の低下を認知症リスクを判断する材料として用いることができるかもしれません。

研究の概要
90才以上の高齢者たちを平均2.6年間にわたり追跡調査したところ、立った状態でバランスを取る能力が低い高齢者で認知症のリスク増加が顕著でした。 4mを歩行する能力や握力が低い高齢者でも認知症のリスクが増加していました。
身体能力を測定したのち認知症の発症状況を数年間にわたって追跡調査して、身体能力と認知症発症リスクとの関係を調べたのでしょう。
コメント
研究者は次のように述べています:
「90才以上の高齢者の人口が急速に増加しつつありますが、この年齢層においては従来の認知症のリスク要因の多くの意味が失われたり変化したりします。 したがって、この年齢層において認知症のリスク判定あるいは予防に利用できる要因を特定することが大切です」
「認知症を発症する数年前の時点で身体能力が低下していたことから、身体能力の低下が超高齢者の認知症のリスク要因あるいは兆候である可能性が考えられます」