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ピスタチオに糖尿病予防の効果?

(2014年6月) 5月に開催された "European Congress on Obesity" で発表されたスペインの研究によると、糖尿病前症の人はピスタチオという木の実を食べることで、インスリン抵抗性を下げられるかもしれません。

研究の方法

この研究では、糖尿病前症患者がピスタチオを習慣的に食べることによってブドウ糖代謝およびインスリン抵抗性にどのような影響が出るかを調べるために、49人の糖尿病前症患者を対象に4ヶ月間にわたる臨床試験を行いました。

試験の内容は、49人にまず一定期間にわたって普通の食事を続けてもらい、2週間の空白期間を設けた後に今度は1日あたり57gのピスタチを含む食事(カロリーは普通の食事と同じ)を続けてもらうというものでした。

結果

普通の食事をしていた時期とピスタチオを含む食事をしていた時期とで、BMI に違いはありませんでした(ピスタチオにダイエット効果はなかった)が、空腹時血糖値(1晩何も食べずに過ごした後に測定した血糖値)、インスリン値、およびインスリン抵抗性指数に関してはピスタチオを含む食事をしていた時期の方が有意に低下していました。

糖化ヘモグロビンや LDL コレステロールも、普通の食事をしていた時期と比べて一応は下がっていましたが、統計的に有意といえるほどの違いはありませんでした。

ピスタチオの食事では、フィブリノーゲン、グルカゴン様ペプチド1、酸化 LDL、血小板第4因子などの代謝リスクの指標も有意に下がっていました。

結論
研究グループは次のように結論付けています:
「ピスタチオを習慣的に食べることによってインスリン抵抗性が下がる可能性がある。 したがってピスタチオが2型糖尿病の予防に有効かもしれない」
留意点
この研究は、Western Pistachios Association(ピスタチオの業界団体)と Paramount Farms (ピスタチオやアーモンドなどを作っている会社)による資金提供で行われました。
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