食器の色が食事量に影響する

(2018年4月) "Nutrition Journal" に掲載されたハジェッテペ芸術学校(トルコ)の研究で、食器の色が食事量に影響するという結果になりました。

研究の方法

18~30才で普通体重の女性54人を被験者とするクロスオーバー試験を行いました。

試験では、女性たちに食べ放題のトマトソースのパスタと飲み物から成る昼食を3回(それぞれ別々の日に)食べてもらい、食べた量と満腹感を毎回調べました。

この3回の昼食のうち1回はい皿、もう1回はい皿、残りの1回はい皿でパスタを食べてもらいました。

試験が行われる日には被験者に一律の朝食を食べさせて朝食の昼食への影響が同一となるように計らいました。

結果

白い皿で食べたときに比べて、赤や黒の皿で食べたときには統計学的に有意に食事量が増えていました:
  • 白い皿・・・ 945.7 キロカロリー
  • 赤い皿・・・ 1,102.2 キロカロリー
  • 黒い皿・・・ 1,113.2 キロカロリー

皿の色が赤いときの食事量と黒いときの食事量には統計学的に有意な差はありませんでした。

また、満腹感と皿の色との間に関係が見られませんでした(赤や黒の皿のときのほうが食事量は多いのに満腹感は同じ)。