閲覧以外で当サイトのコンテンツを利用する場合には必ず引用・転載・ネタ探しをするときのルールに目を通してください。

妊娠中の花粉暴露により新生児の喘息リスクが増加

スェーデンの大学で行われた研究によると、妊婦が妊娠期間の後期に大量の花粉に暴露されると、生まれてくる子供が喘息になるリスクが増加します。

今回の研究では、1988~1995年に生まれた新生児 110,381人を対象に、母親が妊娠1~12週目および妊娠27週目以降に暴露した花粉(植物の種類は問わない)の量、さらに、新生児が生後3ヶ月間のうちに暴露した花粉の量を推算し、喘息で入院するリスクとの関係を調べました。

その結果、110,381人のうち生後1年のうちに喘息で入院したのは 940人でしたが、妊娠27週目以降に高レベルの花粉に暴露した母親から生まれた子供は、生後1年以内に喘息で入院するリスクが有意に(たぶん 35%)増加していました。

このようにアレルギーが増加する理由として、いくつかの仮説が考えられます。 例えば、花粉症の母親が大量の花粉に暴露されることでアレルギー反応と喘息症状が起こり、それが胎児の環境に影響し、それがさらに胎児の免疫系の発達に影響する可能性がまず考えられます。 あるいは、重度の花粉症が原因で母親が妊娠合併症になり、そのために新生児の呼吸障害のリスクが増加しているのかもしれません。