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高血圧の予防にポリフェノールが効果?

(2016年10月) "Plos One" に掲載されたサン・パウロ大学の研究によると、ポリフェノール類が高血圧の予防に有効かもしれません。 ポリフェノール類の摂取量が多い人は高血圧であることが少なかったのです。

研究の方法

ブラジルに住む成人男女550の食生活を調べ、そのデータに基づいて各種ポリフェノールの摂取量を推測しました。 そしてポリフェノールの種類ごとに摂取量に応じて3つのグループに分けて、高血圧の罹患率との関係を調べました。

データの分析においては、年齢・性別・人種・教育水準・BMI・喫煙習慣・運動量・塩分摂取量・食物繊維摂取量・飲酒量・カロリー摂取量などの要因を考慮しました。

結果

チロソール、アルキルフェノール、リグナン、およびスチルベンの摂取量が最も多かったグループは最も少なかったグループに比べて、高血圧の罹患率がそれぞれ67%、55%、51%、および40%低いという結果でした。

これらのポリフェノール類以外のポリフェノール類合計の摂取量が多い場合にも、高血圧の罹患率が67%低くなっていました。

ポリフェノールを含有する食品
今回のデータでポリフェノール類の摂取源となった食品は次の通りです:
  • チロソール - 半分以上がオリーブ・オイルで摂取されていた。
  • リグナン - 大部分がゴマ油で摂取。 他にはナッツ類
  • アルキルフェノール - 大部分が全粒パンで摂取されていた。
  • スチルベン - 大部分が赤ワインとブドウで摂取されていた。
  • その他のポリフェノール類 - 大部分がコーヒー、オレンジ、レモン果汁で摂取されていた。