ポリフェノールの健康効果(レビュー)

(2019年1月) 山东大学(中国)の研究グループがポリフェノールの健康効果についてまとめたレビューを "BioScience Trends" 誌に発表しています。

レビューの要旨

  1. ポリフェノール類は果物や野菜などに含有されている。
  2. ポリフェノール類の抗酸化・抗発ガン・抗炎症などの作用が研究者に注目されている。
  3. ポリフェノール類は、心臓病・脳卒中・ガン・神経変性疾患などの慢性変性疾患の抑制に有効であることが示されている。 ポリフェノール類の慢性変性疾患に対する効果は、遺伝子発現の調節を通じて発揮される。
  4. ポリフェノール類は腸内細菌の種類構成や活性にも影響する。 逆に腸内細菌がポリフェノール類の利用効率や生理学的な活性に影響しもする。
  5. ただし、すべてのポリフェノール類が人体に有益かといえばそうでもない。 複数のポリフェノール類(高濃度の緑茶ポリフェノールなど)に関して、DNAの損傷や遺伝子の突然変異などの悪影響の恐れもあることが報告されている。