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運動後の血液に肺ガンを抑制する効果?

(2017年5月)"Cancers" 誌に掲載された研究によると、運動後の血液に肺ガンを抑制する効果があるかもしれません。

研究の方法

複数の男性被験者にエアロバイクで激しい運動をしてもらい、その前後に血液を採取しました。 そうして得た血清に肺ガン(*)の細胞をさらしてみました。

結果

運動後に採取した血清にはガン細胞の増殖と生存を阻害する効果がありました。 さらに、肺ガン細胞を運動前に採取した血清にさらしたときに比べて、運動後に採取した血清にさらしたときのほうが、Akt、mTOR、p70-S6K、Erk1/2といった経路の活性化(†)が減っていました。

(*) 非小細胞肺ガン(NSCLC)。

(†) ガンにおいてはAkt、mTOR、p70-S6K、Erk1/2といった経路が活性化してガン細胞の生存と成長を助長しています。