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退院した高齢者の4人に1人は病院から耐性菌をお持ち帰り

(2016年3月) "JAMA Internal Medicine" に掲載されたミシガン大学の研究によると、退院した高齢者の4人に1人は病院から耐性菌を持ち帰ります。出典: 1 in 4 Seniors Have Superbugs on Their Hands After a Hospital Stay

研究の概要
病院を退院した高齢者357人が療養施設(リハビリなどを目的とする)に入所するときに検査したところ、24.1%の人の手の平から1種類以上の多剤耐性生物(MDRO)(*)が検出されました。
(*) 一般的には細菌がだ、ウイルスやカビ、寄生虫であることも。

また、その後複数回(最長で半年後まで)にわたり繰り返し行われた検査では、療養施設での生活のためにMDROが検出される人の率が34.2%にまで増加していました。

解説
患者の手にMDROが大量に付着していると、体が弱っている他の患者(*)や医療機関のスタッフにもMDROが移るリスクが増加します。
(*) 耐性菌は、免疫力が弱った患者でいっそう問題となる。
対策
耐性菌に対しても他の病原菌と同じように手洗いが有効です。 耐性菌の対策として手洗いは非常に効果的です。