閉経後女性の身体活動と睡眠の関係

(2019年4月) "Sleep" 誌に掲載されたコロラド大学などによる研究で、閉経後女性の身体活動の量と睡眠の関係が調査されています。
著者: Seth A Creasy et al.
タイトル: Higher amounts of Sedentary Time are Associated with Short Sleep Duration and Poor Sleep Quality in Postmenopausal Women

研究の方法

米国に住む閉経後女性7万5千人に、身体活動量や睡眠の状況などに関するアンケート調査を実施しました(クロス・セクショナル研究)。

結果

睡眠時間

座って過ごす時間が11時間/日を超える場合には、睡眠時間が短い(6時間未満/1晩)リスクが+80%、睡眠の質が悪いリスクが+85%、および不眠症の症状が出ているリスクが+56%でした。

軽い身体活動を少しでも行う場合には、睡眠時間が短いリスクが4%低くなっていました(ただし、95% CI: 0.92-1.00)。

睡眠の質

また、身体活動の量が多い(何をもって「多い」としたのか具体的な数値は不明)場合には、睡眠の質が悪いリスクが次のように低くなっていました:
  • 軽い身体活動: -6%(ただし、95% CI: 0.89-1.00)
  • 中程度の激しさの身体活動: -9%
  • 身体活動全体(激しさを問わない): -10%