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カリウム摂取量を意識的に増やす必要がある理由

(2017年4月) "American Journal of Physiology - Endocrinology And Metabolism" に掲載された南カリフォルニア大学のレビューによると、高血圧予防のためには塩分摂取量を減らすことと同程度にカリウムの摂取量を増やすことが大切です。
WHO(世界保健機関)の推算によると、高血圧は脳卒中による死亡の51%以上、および心臓疾患による死亡の45%に関わっています。
レビューの概要

研究チームは、血圧とナトリウムやカリウムの摂取量との関係について調べた様々な文献に目を通し、高血圧を予防するうえではカリウム摂取量を増やすのがナトリウム摂取量を減らすのと同程度に有効であるという結論に達しました。 カリウムの摂取量が不足するとナトリウムの摂取量が多すぎるのと同じようなことになります。

カリウム摂取量を意図的に増やす必要がある理由

カリウム摂取量を増やすには、カリウムを含有する食品を積極的に摂る必要があります。 その理由は次のようなものです。

人類が古来より食べてきた果物・野菜・豆類・穀類といった自然な食品はカリウムが多く含有する一方でナトリウムをあまり含有していません。 その結果、ヒトはカリウムよりも塩分を欲しがる体質に進化しています。

そして現代社会において生鮮食品よりも入手しやすい加工食品には、ナトリウムが大量に使用されている一方でカリウムはあまり含まれていません。 ヒトの塩分好きな性質は古来から変わっていないので、加工食品に囲まれている環境において本能のおもむくままに食べたいものを食べていると、ナトリウムが過剰でカリウムが不足するという状況に容易に陥ってしまいます。

ナトリウムの摂り過ぎ(カリウムの不足)は、高血圧だけでなく腎結石や骨量低下のリスクが増加する一因でもあります。

カリウムを豊富に含む食品
カリウム摂取量を増やすには、サツマイモ・豆類・アボカド・ほうれん草・バナナといった野菜や果物を積極的に食べると良いでしょう。 カリウムはコーヒーにも含まれています。