(2019年5月) "Plos One" に掲載された米国の研究でも、ジャガイモの摂取量と死亡リスクとの間に概ね関係が見られないとういう結果になりました。
研究の方法
慢性疾患を抱えていない50~72才の男女41万人を対象に、食生活に関するアンケート調査を実施してジャガイモの摂取量を把握したのち、15.6年間にわたり生存状況を追跡調査しました。
結果
追跡期間中に7万7千人が死亡しました。
ジャガイモの摂取量と死亡リスクとの間に概ね関係が見られませんでした。 調理法別あるいは死因別に分析した中で唯一統計学的な有意性が見られたのは、ジャガイモを揚げ物(フレンチ・フライ)にして食べる量とガンで死亡するリスクとの関係だけでした。
フレンチ・フライの摂取量が最大の場合には最少の場合に比べて、ガンで死亡するリスクが27%増加していました。