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ジャガイモで2型糖尿病のリスクが増加? (メタ分析)

(2018年8月) "Cinical Nutrition ESPEN" に掲載されたメタ分析で、ジャガイモをよく食べる人は2型糖尿病になる恐れが強いという結果になりました。
Zeinab Bidel et al. "Potato consumption and risk of type 2 diabetes: A dose–response meta-analysis of cohort studies"

メタ分析の方法

ジャガイモの摂取量と2型糖尿病になるリスクとの関係を調べ 2017年9月までに発表された6つの前向きコホート研究のデータ(454万人年超)を分析しました。
人年=調査対象となった人数×追跡調査を行った年数。 例えば人数が20万人であれば追跡期間は平均20年間超ということになるし、人数が40万人であれば平均10年間超の追跡期間ということになる。

結果

男性でも女性でも、1日のジャガイモの総摂取量が1食分(1)増えるごとに2型糖尿病のリスクが20%増加していました。 この数字は、2食分/日だと44%および3食分/日だと74%でした。

ただ、ジャガイモ摂取量と2型糖尿病になるリスクとの関係は右肩上がりのグラフというわけではありませんでした(2)

(1) 具体的な重量は不明ですが、調べてみるとジャガイモを含む野菜(ジャガイモを野菜から除外する研究も多い)の摂取量を半カップ(1カップは米国の基準だと236mlで英国の基準だと284ml。したがって半カップは118mlあるいは142ml)で一食分としている研究が見つかりました(例1例2)。 英国における食品の1食分を調べた研究によると、英国の中においてすらジャガイモなどの「1食分」の定義が統一されていませんが160gや240gなど。 今回のメタ分析はイランの研究グループによるものですが、英国のオックスフォード大学に在籍する研究者(イラン人)が含まれています。

米国農務省のガイドラインではダイス切りにしたジャガイモあるいはマッシュドポテトだと1カップで一食分だそうですが、検索しても当の米国農務省のページが見つからずじまいでした。

(2) 具体的にどのような形状だったのかは不明。