未熟児は喘息のリスクが増加

(2014年3月) "PLOS Medicine" に掲載された Brigham and Women's Hospital(米国)などのメタ分析によると、早産(妊娠37週目未満)で生まれた赤ちゃんは、子供の頃に喘息や喘鳴(「ぜんめい」。 ゼーゼーという呼吸音が出る症状)が生じるリスクが増加すると考えられます。 さらに、このリスクは早産であればあるほど高くなります。

このメタ分析では、早産と喘息/喘鳴との関係を調べた30の研究(1955年~)のデータを分析しました。 データに含まれる子供の数は合計で150万人でした。

喘息/喘鳴の発症率が、妊娠満期で生まれた子供では8.3%であったのに対して、未熟児では13.7%(妊娠満期の場合の1.7倍)でした。 未熟児の中でも妊娠32週未満で生まれた子供だけに限定すると、喘息/喘鳴の発症率は妊娠満期の場合の3倍ほどにまで増加していました。