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妊娠中の頭痛が要注意となる2種類のケース

(2015年8月) "Neurology" 誌に掲載された Montefiore Health System(米国)などの研究によると、頭痛持ちではなく高血圧を抱えている妊婦が突如として頭痛に襲われ、その頭痛がみるみる悪化してゆく場合には妊娠高血圧腎症などの妊娠合併症が生じている可能性が高くなります。出典: Severe Headache in Pregnant Women: When to Worry

研究者は次のように述べています:
「今回の結果から、妊婦にひどい頭痛が生じたときには注意が必要だと言えそうです。 血圧が高かい人や、頭痛持ちでない人の場合には特に要注意です。 神経画像による検査や妊娠高血圧腎症のモニタリングが必要となるでしょう」

研究の方法

妊娠中に頭痛が生じた女性140人(平均年齢29才。 大部分がヒスパニックか黒人)のデータを分析しました。

結果

140人のうち91人は原発性の頭痛(いわゆる普通の頭痛)で、その90%が偏頭痛でした。 二次性の頭痛(他の疾患が原因となる頭痛)だったのは49人で、そのうちの51%が妊娠高血圧と診断されました。 そしてこの49人のうち38%に妊娠高血圧腎症が生じていました。

高血圧を伴う頭痛

妊娠中の女性において二次性頭痛の最も顕著な徴候は高血圧でした。 頭痛はあるが高血圧ではない妊婦に比べて、頭痛があって高血圧でもある女性では頭痛が二次性頭痛である率が17倍でした。

頭痛の病歴が無い妊婦の頭痛

これまでに頭痛の病歴が無いのに妊娠中に頭痛が生じるというケースでも、頭痛が二次性である率が5倍になっていました。