妊娠間隔が短いと妊娠期間も短くなる傾向にある

(2014年6月) "BJOG: An International Journal of Obstetrics and Gynaecology" に掲載された米国の研究によると、初回の妊娠と二回目の妊娠(あるいは二回目と三回目)のあいだに少なくとも18ヶ月の空白期間を設けないと、二回目(三回目)の妊娠の期間が短くなる傾向にあります。

研究の方法

複数回の出産を行った女性による出産のデータ45万件超を次の3つのグループに分類して、妊娠と妊娠のあいだの空白期間(以下「妊娠間隔」)が不十分なことによる次回の妊娠への影響を比較しました。

  1. 妊娠間隔が12ヶ月未満の場合
  2. 妊娠間隔が12ヶ月以上~18ヶ月未満(*)の場合
  3. 妊娠間隔が18ヶ月以上の場合
(*) 原文では "12-18 months" となっており2のグループに18ヶ月目を含むかどうか不明だが、3のグループに18ヶ月目を含むことが明示されている("18 months or more")ため、2のグループの方を「未満」とした。
結果
1と2のグループでは、3のグループに比べて、二回目の妊娠において39週目より前に出産してしまう率が増加していました。 特に1のグループでは次のような結果でした:
  • 39週目より前に出産する率が1のグループでは53.3%だったのに対して、3のグループでは37.5%だった。
  • 過期産(40週目を超えた後の出産)の率が1のグループで16.9%だったのに対して、3のグループでは23.1%だった。
  • 早産(37週目未満での出産)の率が1のグループで20.1%だったのに対して、3のグループでは7.7%だった。
"BJOG" 誌の副編集長は次のように述べています:
「妊娠の間隔が不十分であると、早産などのように不利な結果になることが知られています。 今回の結果からも、妊娠間隔を18ヶ月以上空けることが重要であると言えます。 早産のリスク要因を抱えている女性の場合は特に、妊娠間隔に配慮することが必要でしょう」