妊婦の1/3は鉄分不足

(2016年7月) "European Journal of Endocrinology" に掲載されたベルギーの研究で、妊婦の1/3は鉄分不足であるという結果になりました。

世界的に見て鉄分が欠乏しているのは5人に1人ですが、鉄分の必要量が3倍に増える妊婦では鉄分の欠乏がもっと高率で生じるのだと考えられます。

研究の概要
妊娠1~12週目の妊婦1千9百人を対象にフェリチン(*)血中濃度などの検査を行ったところ、35%の妊婦で鉄分が欠乏していることが明らかになりました。
(*) 肝臓に存在し鉄分の貯蔵に関与するタンパク質で、体内の鉄分量を指標として用いられる。
コメント
研究者は次のように述べています:
「妊娠中には、できれば妊娠前にも、鉄分が不足していないかどうかを検査するようにしましょう。 不足している場合には鉄分のサプリメントを服用すれば、いくつかの妊娠合併症の予防に効果があるでしょう」