妊娠期間には5週間の個人差がある

(2013年8月) "Human Reproduction" 誌に掲載された研究によると、妊娠期間は正常な範囲で最大5週間異なります。

妊娠期間は月経が最後にあってから280日間とされてきましたが、出産予定日の当日に出産する女性はわずか4%に過ぎず、超音波を用いて算出した出産予定日の前後10日以内に出産する女性ですら70%に留まります。

125件の出産事例に基づく今回の研究によると、早産となったケースを除外しても、妊娠期間には37日の個人差があります。 また、排卵から出産までの平均日数は268日(38週と2日)でした。

これまでは在胎月齢の測定が難しいために、正確な妊娠期間の把握が出来ていませんでしたが、このの研究では、尿サンプルに含まれるホルモンの含有量をチェックすることで妊娠期間の始まりを把握しました。

この研究の他の主な結果は次の通り:
  • 高齢の女性はおしなべて、出産までの期間が長かった。 1歳ごとに、妊娠期間が1日ほど延びた。
  • 妊婦自身が出生時に体重が重かった妊婦でも、妊娠期間が長かった。 妊婦が生まれたときの体重が100g拭けるごとに、妊娠期間が1日ほど延びた。
  • 妊娠期間がどの程度になるかには体質の影響もあり、複数回出産する女性では、妊娠期間は似通う傾向があると考えられる。 今回の出産が2回目という女性で、初産における妊娠期間が長かった女性は、今回の妊娠期間も長かった。 また、今回の出産で妊娠期間の長かった女性は、(研究期間後の)次の出産でも妊娠期間が長くなる傾向にあった。