妊娠期間中に体重が過度に増えると太った子が生まれる

(2013年7月) "Obstetrics & Gynecology" 誌に掲載されたアルバータ大学(カナダ)の研究によると、妊娠初期に急激に体重が増えた妊婦では、生まれる子供が大きくて太っている可能性が3倍近く高くなります。

研究の方法

この研究は、BMI が18.5以上で妊娠16~20週目の妊婦172人を対象に行われました。 BMI では18.5未満が痩せ過ぎで、25超が肥満とされます。妊婦たちはいずれも非喫煙者でした。

妊婦たち全員に、運動プログラム(週に3~4回のエアロビクス)を行うことを推奨し、妊娠中の適正体重を保つための食事ガイドラインを提供しました。

妊娠中の体重増加が過剰か否かは、Institute for Medicine による妊娠ガイドライン("Institute for Medicine guidelines for pregnancy")の 2009年度版を基準に判断しました。

結果

52%の妊婦で妊娠期間中に体重が増え過ぎていましたが、その中でも妊娠期間の前半に体重が過度に増えた妊婦でのみ、生まれた赤ちゃんが太っていて、体脂肪も多くなる(14%超)リスクが2.7倍になっていました。 妊娠期間の後半に体重が増えた妊婦では、この傾向は見られませんでした。

コメント
研究者は次のように述べています:
出生時に体が大きかった幼児は、大きい(「太っている」という意味でしょう)子供に育つ傾向があります。 そういう子供は、思春期以降に肥満になるリスク要因となります。