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死亡リスクを下げる3つの要因

(2016年9月) 英国社会学会で発表されたオックスフォード大学の研究により、死亡リスクが下がる3つの要因が特定されました。 その3つの要因とは、①ポジティブ(*)である、②既婚である、または③大卒であるです。 これらの要因により死亡リスクが下がります。
(*) この研究における定義は不明ですが、Merriam Webster という辞書によると「ポジティブ」とは「人や物事の良い面に目を向ける、楽天的である」といった意味です。
研究の方法

2万9千人近くの英国人の医療記録とアンケート調査の結果を分析しました。 この2万9千人は、身体の健康状態や収入などの面において釣り合うように選出されました。

結果

ポジティブさに応じてデータ全体を6つのグループに分けた中でポジティブ度が最高だったグループは、(おそらくポジティブ度が最低だったグループに比べて)調査期間となった4年間における死亡リスクが18%低くなっていました。 既婚である場合や大卒である場合の死亡リスク低下幅も同程度でした。

宗教を信仰しているかどうかや収入の多さと死亡リスクとの間には統計学的に有意と言えるほどの関係は見られませんでした。

高齢の人や健康上の問題を抱えている人で死亡リスクが増加していましたが、これは研究チームの予想通りでした。

解説
理由
これまでの研究から、ポジティブな人の死亡リスクが低いのは次のような理由によるのではないかと考えられます:
  • 血圧が低くなる
  • ストレスに対処できる
  • 飲酒や喫煙をすることが少ない
  • 健康に気を使う
  • よく眠れる
  • 離婚や失業などにめげない
研究の弱点
今回の研究の弱点は、4年間という比較的短い期間でしか死亡リスクを調べていないという点です。