L. ロイテリ菌でコレステロールが減少

(2013年3月) 米国心臓協会の会合で発表されたマギル大学(カナダ)の研究で、乳酸菌の一種であるL.ロイテリ菌にLDL(悪玉)コレステロールと総コレステロールを減らす効果があるという結果になりました。

研究の方法
今回の研究では、L.ロイテリ菌がLDLコレステロールおよびエステルを減少させる効果について調査することを目的として、コレステロールの高い人たちにL.ロイテリ菌(200mg/日程度)またはプラシーボを9週間にわたって服用してもらいました。
エステル
エステルとは脂肪酸に付着するコレステロールの分子のことで、血中総コレステロール値の大部分を占め心臓病に関与しています。
結果

L.ロイテリ菌を服用した127人ではプラシーボを服用したグループに比べて、LDLコレステロールの血中濃度が12%近く少なくなっていました。

さらに、コレステロール・エステルの値が6.3%、そしてコレステロール・エステル飽和脂肪酸の値が8.8%、プラシーボのグループよりも低くなっていました。

補足
過去に行われた複数の研究でも、「ラクトバチルス・ロイテリ(L. ロイテリ) NCIMB 30242」という種類の乳酸菌に LDL を減らす効果のあることが示唆されています。