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乳酸菌で骨粗鬆症を予防

(2013年2月) ミシガン州立大学が行ったマウス実験で、乳酸菌のサプリメントに骨を丈夫にする効果があるという結果になりました。 ただし、この効果が示されたのはオスのマウスだけでした。

実験で用いられた乳酸菌は、炎症を緩和する作用があることで知られる Lactobacillus reuteri(L. ロイテリ)菌です。

女性では二人に一人、男性では四人に一人が骨粗鬆症が原因で骨折すると言われていますが、骨密度の減少を抑える薬には副作用があり、長期的には骨組織の自然な成長を撹乱する可能性があります。 今回の発見から、副作用の無い骨粗鬆症の薬が開発されるかもしれません。

コメント
研究者は次のように述べています:

「骨粗鬆症というと閉経後の女性の病気というイメージがありますが、現実には炎症性腸疾患や1型糖尿病などの病気も骨粗鬆症の原因となります」

「理由は不明ですが腸内の炎症によって骨量が減少します。 そのため、乳酸菌(で腸の炎症を抑えること)によって骨密度を増加させることができます」
別の研究者は次のように述べています:
「人類は数千年にわたって、発酵食品を食べることで乳酸菌を食べてきました。 乳酸菌が人類と共に進化してきたというエビデンスもあります。 乳酸菌はヒトの腸管に常在する細菌であり、乳酸菌が存在しない腸ではトラブルが起きる可能性があります」