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ヨーグルトに免疫力を強化する効果

(2017年6月) "Nutrients" 誌に掲載された研究によると、ヨーグルトに免疫機能を強化する効果が期待できるかもしれません。

研究の方法

糖尿病ではない男女152人(平均年齢66才、70%が女性)を2つのグループに分けて12週間にわたり、一方のグループにはヨーグルト(*)(120ml/日)を食べてもらい、もう一方のグループには牛乳を飲んでもらいました。
(*) パラカゼイ菌(Lactobacillus paracasei ssp. paracasei)とプランタルム菌(Lactobacillus plantarum)という2種類の乳酸菌とビフィズス菌(Bifidobacterium animalis ssp. lactis)を含有するヨーグルト。 プランタルム菌は熱処理済みのものを含有。

結果

ヨーグルトを食べる前後での比較

ヨーグルトを食べたグループでは、ヨーグルトを12週間にわたり食べる前に比べて、血中のNK細胞(*)が活性化し、IL-12(†)とIgG1(‡)の血中濃度が増加しました。

(*) ナチュラルキラー細胞

(†) インターロイキン-12

(‡) 免疫グロブリンG1

牛乳を飲んだグループとの比較

牛乳を飲んだグループとの比較でも、ヨーグルトを食べたグループのほうが血中のNK細胞が活性化していて、IFN-γ(*)とIgG1の血中濃度が高いという結果でした。
(*) インターフェロン-γ

解説

NK細胞はウイルス感染に対抗するうえで有益です。 IFN-γには、抗ウイルス・免疫調節・抗腫瘍といった作用があります(NK細胞はIFN-γの主要な分泌源)。 IL-12も免疫機能を強化する作用があると考えられています。 ヨーグルトを食べたグループに見られたIgG1の増加は、ヘルパーT細胞が活性化していたことの表れであると思われます。 ヘルパーT細胞は他の免疫細胞の働きを助けてくれます。
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