座って過ごす時間が長い中高年女性は早死にしやすい

(2014年1月) "American Journal of Preventive Medicine" に掲載されたコーネル大学の研究によると、座って過ごす時間が長い中高年の女性では早死にのリスクが増加する可能性があります。

研究の概要

50~79才の様々な人種の米国人女性 93,000人を12年以上にわたって追跡調査したところ、1日の目覚めている時間に占める座って過ごす時間が11時間を超える女性では、座って過ごす時間が4時間以下の女性に比べて、早死にする率が12%増加していました。

12%の増加というのは全死因を併せた場合の数字で、死因別の数字は、心血管疾患が13%、冠状動脈疾患が27%、そして、ガンが21%というものでした。

解説

今回の研究では、身体機能・慢性病の有無・人口統計学的な各種要因(おそらく所得・学歴・年齢など)・全体的な健康状態などの要因を考慮した後うえでなお座って過ごす時間と早死に率との関係が依然として認められました。 したがって、運動をしていても座っている時間が長いのは体に良くないと考えられます。

女性の場合35才から筋肉が衰え始め、閉経によって衰えが加速します。 筋力トレーニングによって、筋肉の衰えに歯止めをかけることが出来ますが、今回の研究によると、そのような運動に加えて座って過ごす時間を減らすことも大切となります。

コメント
研究者は次のように述べています:
「便利な家電や自家用車などが普及した現代では、座って過ごす時間が以前よりも増えています。 その分だけ、座らずに過ごす時間を意識的に増やす必要があります」