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6時間を座って過ごすと、1時間の運動で得られる健康効果が失われる

(2014年7月) "Mayo Clinic Proceedings" に掲載された UT Southwestern Medical Center(テキサス大学)の研究によると、座って過ごす時間が長いだけで心肺機能に悪影響があり、2時間を座って過ごすことで20分の運動に相当する(心肺機能への)健康効果が失われると考えられます。

研究の方法

心臓病・喘息・脳卒中の病歴を持たない12~49才の男女 2,223人に加速度計を装着してもらい、1日のうちで運動をして過ごす時間と座って過ごす(読書・テレビ・車の運転・PCの使用など)時間とを調べました。 健康度(心肺機能)の測定にはウォーキングマシンを用いました。

結果

性別・年齢・BMIを考慮してデータを分析したところ、1日あたり6時間を座って過ごす人では1時間の運動で得られるのに相当する程度の(心肺の)健康度が失われていました。

解説

毎日1時間運動をしている人であっても、毎日6時間を座って過ごすのであれば、1時間の運動効果は帳消しとなり、まったく運動をしなかったのと同じことになります。

研究者は次のように述べています:
「今回の研究では、長時間にわたり座って過ごすときに、少し体を動かすだけでも健康に良いこともわかりました。 例えば、椅子に座っていて姿勢を変えるとか、考え事をするときに椅子から立ち上がってストレッチをするとか、電話しながら歩き回るとかだけでも健康にとってプラスになります」
アドバイス
研究グループは、座ることによる悪影響を緩和するための方策として以下を提案しています:
  • 昼休みなどに時間を見つけて軽く散歩をする。
  • 歩数計を活用する参考記事: 歩数計の使用により運動量が増えるかも
  • エレベーターではなく階段を利用する。
  • ウォーキングしながら会議をする(座っているときよりも歩いているときの方が創造力が向上するという研究があります)。
  • 普通の机の代わりにウォーキングマシン付きの立ち机(現実に販売されています)を用いる。
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