座って過ごす時間が長いだけでガンのリスクが増加③

乳ガンと子宮内膜ガンのリスク

(2015年4月) "AACR Annual Meeting 2015" において発表されたルンド大学(スェーデン)の研究によると、座っている時間が長い女性では乳ガンと子宮内膜ガンのリスクが増加する可能性があります。

2011年の研究では、米国で年間に23万件発生する乳ガン件数のうち4万9千件が運動不足によるものだと推算されています。

研究の方法
この研究では、25~64才のスェーデン人女性 29,000人超を次の3つのグループに分類したうえで、25年ほどにわたって追跡調査しました:
  1. 座って過ごす時間が長い仕事(事務職など)をしているうえに運動習慣も無いグループ。
  2. 座って過ごす時間が長い仕事をしているが運動習慣があるグループ。
  3. 立って過ごす時間が長い仕事(教師など)をしているうえに運動習慣があるグループ。
結果

1のグループでは、子宮内膜ガンと診断されるリスクと閉経前に乳ガンと診断されるリスクの両方が、3のグループに比べて2.4倍に増加していました。 閉経後の乳ガンのリスクに関しては運動量による違いは見られませんでした。