座って過ごす時間が長い中高年女性には糖尿病が多い

(2018年5月) "The Journals of Gerontology: Series A" に掲載されたカリフォルニア大学サンディエゴ校などの研究で、座って過ごす時間が長い中高年女性は糖尿病であることが多いという結果になっています。
John Bellettiere et al. "Associations of sedentary time and diabetes in 6166 older women: The Objective Physical Activity and Cardiovascular Health Study."

「座って過ごす」とは?

座って過ごす(sedentary behaviour)」とは、目覚めて活動しているときにエネルギー消費が安静時と同程度(1~1.5METs)の活動をして過ごすことです。

具体的には、テレビ・PC・ゲーム機の使用や、デスクワーク、読書、自動車の運転などが座って過ごす」のに該当します。 寝そべって過ごすのも「座って過ごす」時間に含めるのが一般的です。

研究の方法

63~99才(平均79才)の女性 6,116人に加速度計を1日24時間ずっと身に付けてもらって座って過ごす時間を調べるということを7日間にわたり続けました。 そして、座って過ごす時間と糖尿病の有無との関係を分析しました。

結果

1,282人(21%)が糖尿病でした。

「座って過ごす時間」が最長(10.3時間/日以上)のグループは最短(8.3時間/日以下)のグループに比べて、糖尿病のリスク(オッズ比)が2.18倍でした。

「連続して座り続ける時間」が最長のグループは最短のグループに比べて、糖尿病のリスクが約1.6倍でした。