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睡眠不足の日が続くと夜間の血圧が高くなる

(2015年3月) 米国心臓学会が主催する "64th Annual Scientific Session" で発表される予定である Mayo Clinic(米国)の小規模研究で、睡眠時間が短い日が続くと夜間に血圧が高くなるという結果になっています。

研究の方法

この研究では、19~36才の健康で普通体重の人たち8人に16日間にわたる試験に参加してもらいました。 16日間のうち最初の4日間と最後の3日間は調整期間として用い、実際に睡眠時間を制限したのは9日間でした。

8人の被験者を2つのグループに分けて、一方のグループにのみ9日間にわたって一晩あたりの睡眠時間を4時間に制限してもらいました(もう一方のグループの睡眠時間は9時間)。 そして16日間のあいだ定期的に、24時間にわたる血圧測定を行いました。

結果

(睡眠時間を制限したグループにおいて)睡眠時間が通常のときには夜間の血圧が 105/57 mm Hg だったのに対して、睡眠時間を制限している9日間では 115/64 mm Hg でした。

また、夜間には血圧が下がるものですが、睡眠時間が不足していると、その下がり方が少なくなっていました。 さらに、睡眠時間が不足している場合には、睡眠時間が通常の場合に比べて夜間の心拍数が増加していました。

研究者によると、夜間の血圧が高いというのは心臓疾患の主要なリスク要因の1つです。