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立ちっぱなしは座りっぱなし以上に心臓に悪い

(2017年9月) 運動習慣があっても座って過ごす時間が長いと不健康であることが知られていますが、"American Journal of Epidemiology" に掲載されたカナダの研究によると、動き回らず同じ場所に立ちっぱなしというのも心臓に悪いようです。

研究の方法

週に15時間以上働いていて心臓病を抱えていない 7,320人の男女を対象に、心臓病の発生状況を12年間近くにわたり追跡調査しました。

そして、仕事を次の4つのパターンに分けて、パターン間で心臓病になるリスクを比較しました:
  1. 主に座って行う仕事(例. トラックの運転手、デスクワーカー)
  2. 主に立って行う仕事(例. 調理師、マシンオペレーター)
  3. 座ることも立つことも歩くこともある仕事(教師、看護師、宅配ドライバー)
  4. 座る・立つ・歩く以外の姿勢(かがむ・ひざまずくなど)を取ることが多い仕事(自動車整備技師、用務員)

結果

主に立って行う仕事に就いている人は主に座って行う仕事に就いている人に比べて、心臓病になるリスクが2倍超でした。

座ることも立つことも歩くこともある仕事と主に座って行う仕事の比較では、心臓病のリスクに統計学的に有意な差はありませんでしたが、男女によってリスクの方向性が異なっていました。 男性では座って行う仕事の場合に比べて39%(95% CI: 0.33-1.13)のリスク低下だったのに対して、女性では80%(95% CI: 0.78-4.12)のリスク増加でした。

類似研究

"Preventive Medicine" 誌(2016年)に掲載された大阪大学などの研究でも、立って過ごす時間が長くても、歩き回らずにじっと立っているだけである場合には、座って過ごす時間が長い場合よりも心臓病や脳卒中で死ぬリスクが高いという結果になっています。
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