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失業状態の長期化に伴い食生活が劣化していくプロセス

(2017年11月) "Public Health Nutrition" に掲載されたコペンハーゲン大学の研究で、失業期間が長引くほどに食生活的に追い詰められてゆく様子が明らかにされています。

研究の方法

デンマークの 3,440の勤労年齢世帯のデータを用いて、失業が食生活に及ぼす影響を調査しました。

結果

失業した状態が長期化するにつれて、次のように食生活が劣化してゆきました:

失業後まもなく

ディスカウント・ストア(安売りの店)を利用するようになるが、なぜか食費は増加する。 動物性食品の摂取量が増えるために脂肪とタンパク質の摂取量が増える。
「すぐに再就職するから余裕~」とか考えてて、あまり節約にはこだわらない。

しばらく失業状態が続くと

生鮮動物性食品(肉売り場で売られている肉)の摂取量の減少に伴って食費が下がる。
少し危機感を抱き始める。 「再就職できるのかな? 少し節約しなくちゃ」

失業状態が長引くと

失業状態が長期化して金銭的にも精神的にも追い詰められると、食費を節約しようとして糖質と糖類ばかりを摂るようになった。
野菜も果物も肉も魚も高いのでコストの安いカロリー源として糖質に依存するようになる。 「昼食は冷凍食品のチャーハン。夕食は素うどん(薬味なし)。 無論これだけでは足りないのでオヤツにビスケット」